生存率99.8%の小中学生

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ブログ何書こうか考えてる時間の長さは異常。岩永です。



『小中学生の生存率99.8%は奇跡じゃない』を読んで。



岩手県釜石市では、市内の小中学生、ほぼ全員が津波の難を逃れた。


多くの人たちは、これを「奇跡」と呼ぶ。しかし、そうではない。


教育で子どもたちが身につけた対応力が「想定外」を乗り越えさせた。



そう、偶然や奇跡などでは断じてない。


防災教育のなかで、


「とにかく逃げること」、そして「特に中学生には「君たちは守られる側ではなく、守る側だ。自分より弱い立場にある小学生や高齢者を連れて逃げるんだ」と話していたそうです。


今回の震災では、多くの中学生が教えを実践してくれたと。


しかし、無念にも命を落とす子もいた。


ある少女は、、自宅で地震に遭遇した。

地震の第一波をやり過ごした後、急いで自宅の裏に住む高齢者の家に向かった。

そのおばあさんを連れて逃げることは、自分の役割だと考えてくれたからだ。

逃げる準備をするおばあさんを待っているとき、地震の第二波が襲ってきた。

彼女は、箪笥の下敷きになり命を落とした。


彼女はそうやって、のちに続くひと達に大切なコトを伝え、残した。


全員は助からなかった。しかし、一人ひとりが「逃げる」ことを実践してくれたおかげで、小学生1927人、中学生999人の命が助かり、生存率は99.8%だった。


今回の結果は少しずつ積み上げてきた結果の集積なんだと。


過去の津波で犠牲になった4041人という数字、そして亡くなった方を遠目に写した白黒の写真など具体的な資料を見せた。

さらに、地震発生から逃げる時間が早ければ早いほど死者が減少するというシミュレーション動画を見せるなど視覚的に訴えた。

 こういった工夫を重ねることで、それまで他人事と思っていた子どもたちの目つきが変わり、授業の中身に真剣に耳を傾けるようになった。

こうして、地図に自宅と通学路を書き入れ、避難場所に印をつけて、自分だけの津波避難場所マップを作成させたりといった彼等なりの最善策を探る取り組みが始まったと。



防波堤を作るなどといったハード面の強化ももちろん大切だ。


だが、それよりも災害という不測の事態に住民がいかに対処するかというソフト、「社会対応力」の強化こそが必要なんだと。



教育、実践、そしてなにより、「自身で考え動くこと。」


「想定外を生き抜く力」は、何も防災に限ったコトじゃない。




自分で行き先を決め、歩き出すコト。




2011年4月23日 岩永 | コメント(0) | トラックバック(0)

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