5歳児を逮捕するアメリカ

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商いは飽きない。岩永です。



アメリカではここ最近、子供の逮捕が増えているそうです。


アメリカの考える「正義」や「秩序」はどこへ向かおうとしてるのか。



今年の3月、カリフォルニア州に住む11歳の少年が逮捕された。

ブレントン君は、学校でひどいイジメを受けていた。

ブレントン君と彼の両親は、それまでいじめについて何度も学校に相談に行っていた。

しかし、学校側はそれに対して何もしなかった。

このままではダメだと思ったブレントン君は、勇気を振り絞ってこう言い返した、

「お前たちを撃ち殺してやる」

ブレントン君は『恐喝罪』の罪で逮捕された。

学校側の言い分は、銃を使った犯罪の示唆は重く受け止めねばならないというものだったと。



それまで学校で問題を起こしたことはなかったという、ニューヨークシティーの高校に通う15歳の少年は、

科学の授業中につまらなくて机に黒い油性のペンで落書きした。

学校は警察に連絡し、彼は「公共物破損」の罪で逮捕され、校内で手錠をかけられた。



フロリダ州に住む8歳の小学生男児は、3カ月で5回逮捕された。

先生を殴り、蹴り、噛み、物を投げつけ、さらに窓を割ったという。

この少年は、明らかに問題を抱えており、警察よりはカウンセリングを必要とされると思われる。



事件そのものは6年前でやや古いが、状況は同じだ。

かんしゃくを起こし、先生や物に当たり散らす5歳の女の子に手を焼いた先生が警察に連絡し、警官が幼稚園にやってきて園児に手錠をかけて逮捕する。

そこには、子供への愛情も、教育とは何かという問いかけも存在しないと。



背景には、1990年代から米国の学校が取り入れ始めた「ゼロトレランス方式」が暴走したことにあるのだと。

「ゼロトレランス方式」とは、元々は学校への武器やドラッグの持ち込みを食い止めるために導入された厳しいルールで、意図的でも意図的でなくても、間違いでも、無知が原因でも、いかなる状況でも学校が禁じた物を校内に持ち込んではならず、規則に違反した者は厳しく処罰される、というもの。


この「厳しく罰せられる」がエスカレートして、ここ数年「警察に連絡して逮捕してもらう」になってしまっているのだと。


やっぱりアメリカは進むべき道を誤っているように思える。


同様に「正義」や「秩序」の欠落が原因と思われる、アメリカの行き過ぎた訴訟問題がありますね。


キャスリーン・ロバートソンさんに8万ドルの慰謝料を支払う判決が下されました。

家具店で走り回る幼児につまづいて転び足首を骨折しまったというのが、彼女に支払う慰謝料の理由ですが、家具店のオーナーがこの判決に驚いたのは、この走り回っていた幼児は彼女の息子だったからです。



あり得へんな、、って思いますよね。


日本にも「モンスターペアレンツ」なる存在があり、教育現場に相当な歪みが出てきてしまってるのは、

やっぱり「自己中心的」な考えにある様に思うわけで、システムや決まり事ではどうにもならない様な気が、、しますよねぇ。。





2011年5月18日 岩永 | コメント(0) | トラックバック(0)

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